Ural Owl in Sapporo

真駒内公園のエゾフクロウ

私が個人的に運営しているサイトの名前はアウルネット。もう少しで20年になる。しかし、フクロウの写真と言えば動物園のものだけ。何とか野生のフクロウを撮れないものか、と思い検索して見たら、「札幌市南区の公園にある樹齢約400年のエゾイタヤ(イタヤカエデ)に野生のエゾフクロウがすみ着き、散歩する住民らの間で評判になっている。」と言う記事に出合った。南区の公園で散歩と言えば真駒内公園だと思い、更に検索すると、それに関係した記事や写真がぞろぞろ出てきた。 だが、住処としている場所を特定できず困っていた。そんなとき、マンションの住民達と立ち話している中で、その場所が分かったのだ。
結局、デジカメの構成を変えながら、続けて3日行ったのだが、このあたりで、ひとつまとめて見ようと思い制作に取りかかった。
2018年3月16日エゾフクロウはついに転居した模様。
リンクのある画像は最大1689×950のサイズで表示されます。

撮影風景

エゾフクロウ撮影現場はいつもこんな風だ。この日は土曜日で天気も良かったので、多い方である。3月7日、カラスの襲撃に遭い、その後の動向を心配したが、「森の守り神」は怯むことなく、いつものように見張っているように見えた。 ※2018年3月10日11時29分撮影、NIKON D90,f/22,1/640,iso-1400,70mm(35mm判換算105mm)

ベストショット

これまで、いろいろ撮って来たが、不満点は目がぱっちりと開いていないことと、画像の解像感がイマイチ。解像度はレンズの問題なので、「LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II/POWER O.I.S.」を新規に導入。このレンズで撮ると35mm換算で最大600mmとなるが、トリミングで1000mm相当の画角にしてみた。
この日は珍しく長居をしたので、札幌の常連さんや神戸・仙台から来た人達とも写真談義ができて楽しかった。

ぱっちり目と解像度

長居をしたのは幸運にもネズミの狩りを目撃できたからだ。 うろの中に置いてあったネズミを外に出して食べる時、警戒感か目をぱっちり開けた。 ※Panasonic DMC-GX7MK2、f/8,1/800秒,iso-400,300mm、トリミング、2018/3/14手持ち撮影
これをA4縁なしで印刷すると計算上230dpiの品質となる。目指すは300dpiだが、これでも大きな不満はなかった。もし、同じ条件で300dpiで印刷したければ、DMC-GX8など有効画素が2000万程度のものが必要だ。
フクロウの出現を待っていたとき、「オジロワシだ!」と言う常連さんの叫び声。その場にいた人達はその声に反応して、シャッターを切っていたが、こちらは不意を突かれ対応できず。今度は動くものに対する練習をしておかねばならない。
※次回用設定:DMC-GX7MK2 300mm EXテレコン(840mm相当) RAW+4:3 Mサイズ(3232×2424) A4印刷用トリミング(3232×2285,276.4dpi)

ネズミを捕食

このあと、ネズミを食するのであるが、回りにはカラスの姿はない。これなら安心して食べられそうだ。狩りから、ここに至るまで約1時間。待った甲斐があった。3月7日のモモンガはこんな所をカラスに襲われたのだろう。この位の解像度だとフクロウの鋭い爪先まで分かる。 ※Panasonic DMC-GX7MK2、f/8,1/1300秒,iso-400,300mm、トリミング、2018/3/14手持ち撮影
エゾフクロウがネズミを食べている所を動画より抽出した画像

エゾフクロウの動画

23日と24日のエゾフクロウです。23日の見所はフクロウの欠伸(前半)。24日は風になびく羽根と毛づくろいの様子(最後の方)。音声は現地音だけで構成しました。但し映像と音声は同期していません。 ※動画のサイズ:PCレイアウト 1280×720、スマホレイアウト 640×360

撮影履歴


Nikon S9700、25mm、2018/2/22撮影

初日は場所の確認という気持ちで、30倍ズーム付きの軽量コンデジにした。これで、750mm(35mm判換算)相当になる。
25mmの画角だと、拡大画像でようやく分かる程度だ。もし、広角仕様のiPhoneで撮ったら、これより少し大きく写る位かな。 ここで、木の回りに人が見えないのは、道路脇に進入禁止の縄が張られているからだ。つまりフクロウはストレスに敏感なので、遠くからそっと、観て欲しいと言う公園側の配慮なのであろう。

Nikon S9700、162mm、2018/2/22撮影

162mmにズームアップ。だが、目は瞑ったままだ。じっと待つしかない。

Nikon S9700、446mm、2018/2/22撮影

446mm位になると、フクロウ全体が見て取れる。だが、依然として目は瞑ったままだ。

Nikon S9700、750mm、2018/2/22撮影

最大倍率の750mmにして、待っていたら、「目が開いた!」と言う女性の声。この人はオペラグラスでずっと見ていたのである。その声で、すかさず撮影態勢にし、シャッターを切った。 ここまでは1/250秒の手持ち撮影だが、「手振れ補正機能」のお陰か、特に問題はない。

Panasonic DMC-GX7MK2、959mm、2018/2/23撮影

翌日はDMC-GX7MK2の45-150mmズームレンズとオリンパスの1.7倍テレコンにEXテレコン(2倍に設定)と言う機能を使ってやって見た。計算上、最大で1020mmになるが、ちょっと引いて撮ったら、計算値で959mmの画角になった。(ここから三脚使用)

Fujifilm HS20EXR、1224mm、2018/2/24撮影

更にHS20EXRの24-720mmズームに1.7倍テレコンを付けて撮って見ることにした。この組み合わせは「野球を超望遠で撮る」と同じである。 画質チェックのため、2枚の写真を何度も見比べていたら、フクロウの造作に違いのあることに気がついた。つまり、この樹洞の中に二羽のエゾフクロウが住んでいるようだ。そんな目で見ると、これは一昨日のフクロウと同じである。

NIKON D90、300mm、トリミング、2018/3/10撮影

画質比較のため、ここに置こう。今回のテーマは手持ち撮影とトリミング。D90本体と70mm~300mmズームレンズで1.3kgもあるが、これを三脚なしで撮ってみようと言う試み。このレンズは今1万円ちょっとで買えると言う古いSIGMA製。本体・レンズとも手振れ補正はない。 約100枚撮った内で何とかなったのは1/3。その中から、今日の画質ベストを選んだ。シャッター速度は1/1000秒以上を目指したので、暗めの露出にし、RAWで撮った。ちょうど今から10年前に発売されたD90(APS-Cで12.9M画素)は4288×2848が最大。それを1425×950にトリミングしたが、拡大した分、ノイズが目立つ。
※撮影データ:1/3200秒、f/11、300mm、iso640
トリミング前の画角はこんな風。

NIKON D90、300mm+1.7倍テレコン、2018/3/10撮影

1.7倍テレコンを装着すると優に1.5Kgは超える。この角度からはこれまで無かったので、載せた。見たところノイズはあまり目立たない。

Panasonic DMC-GX7MK2、800mm、2018/2/28撮影

KenkoのMIRROR LENS 400mm F8 MF NⅡを使い、ミラーレンズの特徴である「リングボケ」を狙って、木々の隙間から撮ったが、小枝の二線ボケだけに終わった。これは今度、点光源が沢山ある日で再チェレンジだ。 写りの方はシャープさとコントラストに欠けるものであったが、補整でカバーした。

Nikon S9700、161mm、2018/3/3撮影

暴風雪の翌日、エゾフクロウは何事もなかったかのように、いつものスタイルで眠っていた。2月21日の写真と比較すると、木々に架かっている雪の量が随分増えた。

Panasonic DMC-GX7MK2、200mm、2018/3/3撮影

きょうは雪が主役。ミラーレンズと同じ場所から撮影した。「3キロコース」は除雪してあったが、わだちが出来ていて歩きにくかった。

カラスがフクロウを襲撃

3月7日、午後から晴れマークになっていたので、いつもより遅く出発した。現地に到着したのは12時半頃。いつもはエゾフクロウが出迎えてくれていたが、きょうは違った。こんな風に、カラスが巣に入ろうと、していたのである。だが、入ることは出来ず、そのうち諦めて飛び去った。 回りにいた人達の話しによると、ちょっと前、カラス達がフクロウからモモンガを奪い持ち去ったと言うのである。こうなると、フクロウはなかなか巣から出てこないと言うので、今日は諦めて帰ることにした。

エゾフクロウ撮影ポイント

いつもはGoogleマップの地図で示すが、最も簡単な緯度・経度で書くと「42.990325,141.339203」となる。これをGoogleマップなどで検索するといい。話しによると、ネットで見た道外の人達も、このエゾフクロウを撮りに来ているという。方法はどうであれ、真駒内セキスイハイムスタジアムに辿り着けば、あとは簡単だ。

撮影場所への道のり

もし、雪がなければ「トーカンマンション」脇から真駒内公園に降りて行くつづら道を利用するのであるが、この時期の状態が分からないので、バスを利用した。
なお、説明に使った写真は2/22と2/24のものが混在している。

緑町1丁目バス停

「じょうてつバス・真駒内線[南84]・青少年会館前行」に乗り「緑町1丁目」で下車したら左方向に歩く。 ※札幌地下鉄南北線からだと、真駒内駅で下車後、左側の丁字路交差点を渡り、ほんの少し歩いた所が真駒内駅のバス停。

信号名「真駒内公園」交差点

「真駒内通」の交差点で左折。画面左隅が真駒内公園だ。

北海道立真駒内公園入口手前

前方に見えるバス停は中央バスの「上町1丁目」だが、「えきバスナビ」で調べて見ると、冬場は運行していないようだ。また、このバス停の先に「六花亭」の看板が見える。

北海道立真駒内公園入口

この通り除雪してあるので、普通の冬靴でも大丈夫だ。

北海道立真駒内公園看板

少し歩くと先ず目にするのが「北海道立真駒内公園」の看板。ここを左方向に歩くのだが、この道が「3キロコース」になっている。

真駒内川の緑橋

ベンチの所まで除雪されており、二人連れの先には真駒内川に架かっている緑橋がある。

2度目の北海道立真駒内公園看板

ここでも、「北海道立真駒内公園」の看板があった。道なりに左方向に進む。

もう少し

ここは途中にあった「きのこ広場トイレ」をかなり過ぎた辺り。右前方に写真を撮っている一団が見える。

ふるさとの散歩道

ここがカタクリの群生地である。群生地の先を登っていくと「青少年会館」や「藻南公園に行ける。ここで曲がらず、ウォーキングコースを道なりに歩くと競技場や駐車場に到着する。フクロウはここで右折。

ベンチ付近

写真の右端から少しの所にベンチが置いてあるが、カタクリ探索のとき座って休憩した。まさか、この近くにエゾフクロウの住処があるとは予想外であった。

エゾフクロウ撮影地点に到着

この時は6名がいたが、多いときで10名ちょっとくらい。バスを降りてから、ここまでの所要時間は15分ちょっと言ったところか。

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2018/3/14の出来事

狩りの前に何度も開口

獲物発見

狙いを定めて

次に雪中のネズミをゲットするのであるが、カメラマン追えず。…中略…

敵はいないか

大丈夫だ!

首元を咥え

ちぎって食べた

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