動画のナレーション

詠太でナレーション

ジャストシステム社からいつもの通り、一太郎バージョンアップのダイレクトメールがやって来た。普段はワードを使っているが、インストールだけはしてある。それは日本語IMEにATOKを使っているからだ。一太郎はMS DOS時代のVer.3からだから付き合いは長い。
案内書の中を見ていくと、「まるで会話を聞いているように、わかりやすい! 自然な読み分け。」のキャッチコピーに心が動いた。この手のソフトに接してから、もう15年以上になる。当時はいかにもコンピューター的な読み方であったが、果たして今は自然な読み方になったのだろうか、と思い一太郎2018プレミアムを購入することに決めた。
音声読み上げソフトの名前は詠太(えいた)と言い、英語にも対応している。ここで思いついたのはこの詠太を使って、動画のナレーションに使おうと言うアイディアである。

SAYAKAに読ませる

読み上げにはSAYAKAを使ったが、なかなかナチュラルだ。それに人間が絡んでいないだけ気楽なのがいい。

作っていて難しかったのは動画の再生時間にナレーションを合わせること。それと漢字と平仮名では少し発音が違うときがあるので、聞きやすいように文章を調整した。
アシリベツの滝にかかる虹と紅葉の見頃は10月中旬。日差しがあれば9時から1時間、虹を見ることができます。」 これでも、分かるが聞き取りにくいのは「日差し」と「アシリベツ」。もう少し速度が遅いといいようだ。

音声の部分修整

日差し」と「アシリベツ」を遅くしてみた。全体の速度が一定していないので、違和感を感じるかも知れないが、意味はこちらの方が分かり易いと思う。

この様な工夫をすれば詠太に入っている日本語担当の「SAYAKA・MISAKI・SHOW」は素人のナレーターとして使える。

英語では

「Google翻訳」で英訳すると「The best time to see the rainbow and autumn leaves on the Ashiribetsu waterfall is in mid-October. If there is sunshine you can see the rainbow for an hour from 9 o'clock.」となった。
英語のナレーターはJULIEだ。

Google翻訳にも音声サービスがあるが、日本語の場合は「詠太」の方が自然な読み方だ。英語は同等に聞こえる。また「詠太」は速度・高低や間の取り方まで細かく指定できるのがいい。次のバージョンアップでは中国語あたりが追加になるのかも。

中国語では

中国語となると、ソフトはずっと高電社だが、Chinese Writer10に「C-TIME(GB簡体字)」と言うのがあり、これで、翻訳すると「厚别的瀑布上系结的彩虹和红叶的正好看的时候是10月中旬。如果阳光处于从9点开始1小时,能看彩虹。」となった。これをC-TIMEで読ませて編集すると、

これなんかも中国語っぽい発音だ。アシリベツは漢字の厚別を使ったので、「Hou4 bie2」となっている。
こうして見ると、翻訳の精度がもっと上がれば、音声読み上げソフトを使って、十分、実用になる多言語対応の動画も制作できる、と思った。
※メモ:動画は2017年10月6日9時44分撮影、Panasonic DMC-GX7MK2、MP4 1920×1080

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